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女帝ポッチャマの午後のひととき
ブログ名が出オチですが、ポケモン関連のブログです。2人の共同管理。
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実家がいつの間にかWOWOW再契約してたよ。
(この記事の担当:湖氷堂)


結構ネタバレがっつり書きます。
最初に結論だけ言っておくと、リアル系ポケモンが苦手(プリンが毛むくじゃら・・・)だから敬遠してたのに、その割にはかなり楽しめました。
ただ、知り合いの某P(元全国ベスト4のトレーナーだったはず)がポケモン映画として虚無だったと言ってた理由も分かった気も・・・w


それでは、先に個人的な評価を述べてから、感想どうぞ。
映画あんまし見ないトレーナー(歴22年)の感想ですが、人によっては毒舌に見えると思います・・・。
(S、A~Fの7段階評価)

ポケモン度:A~F(シーンごと、視聴者ごとに激しくバラつきあり)
推理モノ度:E(ただし刑事モノとしてはB)
エンターテイメント度:B
キャラの魅力:C
ミュウツー度:A
つかみの酷さ:S


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・「まずモンスターボールを投げろよ」
「母親の頭蓋骨を被ってるんだって?凄いじゃないか!」
この時点でポケモン甘く見とるわ(笑)。
・百歩譲ってバトル無しでポケモンゲットは良しとしよう!カラカラの地雷を踏んでおいてモンスターボール一発投げ!?
いやー、これは悪い意味で予想外だった。スタッフの解釈だとポケモンは戦える愛玩動物(=人間の子分)なのかなー、と思ってしまったのです。
「ポケモン度:A~F」って書いた理由の3つのうちの1つがここ。なーんか、人とポケモンは心を通わせなくても人が一方的に使役すればいいやー、って解釈がアメリカの主流なのかなー、とすら思ってしまった。
まぁ、アメリカだとポケモンはバトル要素を重要視してないから、こんなものなんでしょうけど。それ自体はいい意味でも、ですが。
(この映画が嫌いな知り合いの評価が完全にポケモンバトルのトレーナー目線のそれで、正直納得行ってなかったけど、このシーンだけで全てを察して苦笑いしてしまった・・・)
・ましてや、ティムがちゃんと渡辺謙に笑顔でお礼を言えたり、断じてコミュ障の類じゃなかったから、余計にポケモンが下に行くパートナー関係なのかなー、とすら思ってしまう。
第一お前も母が死んでるのにカラカラ煽ってんじゃねーよ!
あー、優れた主従関係でも上下はっきりさせすぎるとこうなるのね。勉強になった。つい先週、アメリカ系の別のドラマを父親から教えられて、異種族パートナーものなのに上手くバディものとして設定まとめてるってのを知っただけに、余計に・・・。
・よりにもよって冒頭で、しかも隙を許さぬ二段構え(モンスターボール素投げ+カラカラ侮辱)。
この台無しっぷりは相棒のダークナイト以来の衝撃である。他が十分面白いのに、と言う意味での惜しさも含む。

・以下は割とフツーの感想ですよ。冒頭のシーンが際立ってクソすぎただけなんだよなー(笑)。
・ミュウツーの高速飛行!そういやミュウツーってプテラと同速だったなー。
後述するけど、とにかくミュウツー度合いはいい意味で凄かった。
・コダック・・・お前、こんなところでまで増田さんからお声が・・・w
一応、コダックの存在そのものが後半の展開の伏線だったのだけど、ポケモン初代アニメ見てないとしっくり来ないかも。最近はゴルダックがサイコキネシス素撃ちできるし。
・母が黒人、父が白人だからティムはやや黄色系、と。
・一応バトルやポケモンリーグもある世界観なのは触れられている。
カントー地方が存在してる割にはアメリカンすぎる気もするけど。
あ、「きのみカフェ」は嬉しかったです。
・「お祭り騒ぎガス『R』」。ロケット団のマークだけど、ロケット団は出て来ない。
特に伏線では無かった。
・ちなみに「ピカチュウの正体=ハリー(父親)」なのだけは最初から理解してました。
確か公開前に既に明かしてありましたよね?
ただ、この経緯はいい意味で予想外だった。後述します・・・いやー、他に推理要素無かったらどうしようかとヒヤヒヤしながら見てました。リアル系ポケモン好きじゃないからミステリー系として期待してた。
・エイパム軍団。アメリカで猿って浸透してるんだろうか。まぁ、アクロバット得意だし、いい配役。
・テレビ局にあっさり入れるって・・・。
CNM、って名前がいかにもCNNっぽい。
メタモン人間に化けられるのかよ。まぁ、アメリカンな解釈ですこと。
そしてオクタンはともかく何故にケッキングを起用した。そいつ働かないぞ。
・バリヤードとのパントマイム対決。
ある意味この映画の前半最大の見どころである(笑)。いやー、バリヤードいいなぁ。最後の誤点火は思わず笑ってしまった。

・裏バトル。久々にバトル見て盛り上がってるティムがいい感じ。
なんか、DS版ドラクエ6でテリーがスライム闘技場を全然否定してなかった(=完全にモンスターズ設定生きてる)時の嬉しさに似た感覚。この世界にもポケモンバトルが浸透してるんだ、って上手い演出ができてたと思う。
・ただリザードンが雑だ!これリザードンじゃなくてええやん!飛ばないし!フィールドの都合で飛べないし!エアギアで言うランクDだからこれ!(エアギア知ってても通じるか怪しい例え)
うーん、これムーブ的にはウィンディでも同じ事できたよね。
と言うかたぶん一番の適役はクイタラン。記事書いた後に思い出してわざわざ追記。
・なんやかんやで(ホントたまたまトレーナーが自爆しただけ・・・)勝利。いや、勝ってすらいないか。
博士ってワードは唐突。ただ、ここからは推理系の要素は全く無いけど、思ったよりは伏線を生かして。
・乳首言うな。
どうでもいいけど西本先生が考えた乳首券をリアルタイムで見たのがちょっとだけ自慢です。今じゃマガジン読んでるってあんまし自慢にならんけど。
(人に薦められるのエデンズゼロとランウェイとダイヤのAくらいだな、エロマンガが大丈夫ならヒットマンも・・・ネクロマンスが予想通り移籍で肩落とした)
・おっ、ブースターだ!ぬいぐるみ持ってる数少ないポケモンです。もふもふ。

・記者さん、ポケGOルックで本気モード。
・ピカチュウの台詞でコダックが「あ、頭痛でサイキネ発動させるタイプのコダックか」ってしっくり来るのはアニメ初代視聴者の特権。図鑑説明にあっても、カスミのコダック見てないとしっくり来ないもんなー。
まぁ、この後で台無しになるんですけどね!
・ドダイトスだー、久々に見た。僕はドダイトス持っていないのです。相方は持ってる(ディオ君・・・ヘッダーイラスト参照)。
・よくあるミュウツー研究所破壊。
ところが・・・その先入観を逆手に取った展開だとは。
スピード展開でこの辺りイマイチ理解できていなかったものの、後から判った。ハリー、自分で捕まえた後に色々探って気が変わったから、わざとピカチュウ使って研究所に隙を作らせて、ミュウツーを脱出させたのか!
研究員が死んでるけど、そこに関してはスルーの様子。まぁ、実際この後でそれ以上の惨事になったし、それを防ごうとしたって事にはなるか。
で、それを「ハリーを裏切って研究所攻撃した」と誤解してティムと別れるピカチュウ、と。
ゲッコウガ軍団が追ってきた時点で予測可能回避不可能の脱力解決策。
「ポケモン度:A~F」って書いた理由の3つのうちの2つめがここ。
まぁ、ゲッコウガが変幻自在で水単色になってたって解釈・・・できるかアァァァ!!!この映画バトル描写は度外視してるって冒頭で宣言したようなものなんだぞオォォォ!!!
地面タイプを電気技で吹っ飛ばすサトシを見習い、暴発サイコキネシスで突破される悪タイプのゲッコウガ3体。わはは。悪い点まで見習ってしまいましたね。
(ちなみにサトシもラグラージ見てからピカチュウ止めてナエトル出した事はありますよ)
・地面移動。はいはいドダイトスね・・・って、でっけえぇぇぇ!!!
さっきの話のついでにマガジンのネタ出すけど、いやーこの辺りの展開ってRAVEのウタばりの勿体なさだわ。
(RAVEのウタ:刃渡り推定100mの剣「永遠の剣」を振るう最後の敵のうちの1人で、結局、肉弾戦で剣を落としてしまい、肉弾戦で応戦した敵。ちゃんと強さを描写されてたのに、これほど肩透かし臭の強い敵ってのも珍しい・・・もちろん理由は永遠の剣を全然生かせてなかった点です)
・車、近ッ!いやー笑った。ここも超大型ドダイトスが生かせていなかった点。
そしてピカチュウ、檻バトルにもかかわらずリザードンに機動力で劣る程度の脚力なのに、あの長距離を歩いて帰ってきたんかい!
そういや車が左側通行でしたね。ロケ地かなり絞れる。
・あのキノコはネマシュ?マシェード?アローラからも出てたのか(未プレイにてどっちがどっちか覚えていない)。
・「精神交換装置」
この展開は上手い。状況込みで見せるだけで、ハリーの父親に何が起こったかと、黒幕の企みを全て種明かしする事に成功してる稀有な演出。
あと、これ以降のピカチュウはおそらく「息子を守る」って行動原理も入ってるんでしょうね。記憶は無くしたままでも状況証拠から推理して理解しただろうし(流石にこれくらいは探偵要素が入ってないと困る)。
・「遺伝子組み換えメタモン」
伏線かいっ!!!
名探偵とか言っておきながら推理要素ゼロ、実地証拠集めの展開しか無かった(だから探偵モノとしてはE評価だけど刑事モノとしてはB評価)この映画ですが、推理要素として唯一機能していたと言ってもいい演出です。
事前に人間に化けるメタモンを見せていたから、アンフェアな禁じ手(あんなメタモンいてたまるか)だけど納得するしかない。
まー後はやりたい放題、ティムをカラカラで殺しにかかる舐めプまでも披露。メタモンってどうしても特性的に強さの描写が難しいのですが(過去に成功したのはオレンジ諸島のユウジのメタモンただ1匹)、まーアメリカンな解釈でなんでもアリにしてしまうと、こうなるんだなーと普通の笑いも苦笑いも込みで見てました。
リバウンド、PP切れの気配なし!能力劣化なし!黒子のバスケの黄瀬を見習え。ぶっちゃけ禁じ手である。
ただ倒し方は上手かった。「元のメタモンとして」狂暴化するぶんには、そんなに怖くないですもんね。
・ボルテッカーが強かったけど、決め手にはならなかった辺り安心した。ミュウツー撃破されても困るわ。
・最後はミュウツーの特性を最大限に生かした終わり方。
「ポケモン度:A~F」って書いた理由の3つのうちの3つめは「この映画ぶっちゃけポケモン無しでも機能するんじゃね?」ですが、ミュウツーの存在感のお陰で辛うじて保ったように思う。
・いや・・・例えばあのリザードンって「リザードンねじ込む場所がここしか無かった」って捉え方できなくもないし、コダックのサイキネもポケモンの要素を生かせてるようで実は全然生かせてないし・・・。
ただ、唯一ポケモンである必要性があったのが、ミュウツーの存在。
人を憎む、ただ正しさに触れて力を貸す・・・「ハリーが事故死しそうだったから応急処置の意味でピカチュウと合成させた」は見事だった。これは上手い。
そして最後の一撃必殺の精神交換(ハートスワップ?)。ミュウツーだから許される強烈な演出、爽快感も抜群。
・まぁ、よくもハッピーエンドにまとめたもんだ。伏線ちゃんと回収してるし。
少なくとも映画として完成してたのは間違いないし、期待してなかった分、予想外に満足できた感がある。
ただ・・・リピート視聴は遠慮かなー。1回見たらスッキリする感じ。




あれ?ブースターどこ行った?
ははは・・・結局不憫属性かよ!おいっ!
ミュウツーに鞍替えされるってのは仕方ないけど結構きつかったです。トホホ。
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HN:
湖氷堂&しもべC
性別:
非公開
自己紹介:
湖氷堂(テキスト担当)
読み方は「こひょうどう」。主に212番道路(ノモセ側)に生息。
行き倒れていたらポケモンかアイマスDSを補充すると動くかもしれない。

しもべC(イラスト担当)
マイペースとフリーダムの代名詞人間です
ポケモンがいれば生きていけます
絵に関しては、精進していきたいです
今日も日本のどこかで空想にふけってます
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BW 現在、ゲームでいうスタッフロールまで。クリア後の話はクリアしたら解禁します。 カテゴリー名とかカオスなので、把握したい方は「ごあんない」のカテゴリーからどうぞ。お手数掛けますが・・・。
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